大学概要【2023年度実施分】都市養蜂と地域イノベーションによるグローバルネットワークづくり

経済学部

都市養蜂と地域イノベーションによるグローバルネットワークづくり
実施責任者:佐土井 有里

「環境と生物多様性」の観点からも養蜂は地域環境のバロメータであるが、近年農業地での殺虫剤使用が拡大し、ミツバチは危機にさらされている。都市養蜂は、主として都市部のビルの屋上て実施する養蜂活動で、近年教育現場や企業の環境活動が始まっている。本プロジェクトは東海テレビとマルハチ(伏見長寿町の都市養蜂)USP研究所(IT)との共同プロジェクトとして、学生と地域との協働による地域イノベーションを学ぶ。

ACTIVITY

デンソーでの都市養蜂研修実施

2023/10/13

 都市養蜂は、主として都市部のビルの屋上で実施する養蜂活動で、近年企業の環境活動が始まっている。愛知県刈谷市にあるデンソー本社にて都市養蜂の取り組みを学ぶため、経済学部学生22名と情報工学部学生5名がデンソー本社を訪問し、本社の屋上で3年前より開始されている養蜂について研修を受けた。
 デンソーではサステナハニーという名称で都市養蜂を地域住民や社員家族への環境活動の一環として積極的に取り組まれている。まず、デンソーでの取り組み内容や意義、効果について担当者からお話を聞き、都市養蜂の重要性を学んだ。その後、屋上の養蜂作業を実際に手伝い、今後名城大学学生達と都市養蜂の共同活動の方向性について話し合った。

タイ?バンコクでの都市養蜂施設 Big Bee Garden 訪問報告

2023/10/13

 都市養蜂の海外での取り組みを学ぶため、8月6日名城大学経済学部学生2,3年生26名でタイ?バンコクの中心にあるBig Bee Gardenを訪問し、タイでの養蜂の現状と都市養蜂が環境活動の一環として取り組まれている現状を学んだ。タイの養蜂産業は、地理的な多様性と気候条件の恩恵を受け、蜂蜜や蜂産物の生産が盛んである。タイの気温と植物の種類の多様性が、蜂蜜の質と種類の多様さに貢献し、さまざまな花から得られる蜂蜜は、風味や特性が異なり、食品や伝統的な薬として広く利用されている。持続可能な養蜂への取り組みも進んでおり、環境への配慮も重要視されている。

地域JAと幼稚園児とのサツマイモ堀り体験実施

2023/12/14

11/11(土) 午前9時~12時 中川区JA下野一色支店付近の畑にて
 
 地域イノベーション活動の一環として、佐土井ゼミ生が11月11日(土)にJA下野一色支店と協力して、幼稚園児とのサツマイモ堀体験会を実施した。
 実施に至る経緯は、佐土井ゼミの学生たちがフードロス問題の調査のため、10月19日に意見を聞くためにJAを訪問した際に、愛知県農業委員会の代表の方から「今は農家や野菜に関心を持っている若者は少ないから名城大学の学生が農家と協力して規格外野菜のマルシェを開催することや農家と協力するだけでも関心を持ってもらえると思うよ。」とアドバイスをいただき、その後学生達でフードロスのアイデアを練り、今回の活動につながった。
 今回のさつまいも堀り体験で幼稚園児の食育活動の手伝いをしてみては?と提案され、佐土井ゼミのメンバー4人で参加した。大勢の親子にさつまいもの堀り方をアドバイスして子供達が芋を見つけやすくするためにシャベルで土を掘り起こす作業を行った。多くの子供たちが楽しそうにしていたので彼らにとって良い思い出になったと思う。小規模な活動であったが、現在ゼミで取り組んでいるSDGs案では食生活や食品ロスについて多くの人々に関心を持ってもらうことも目的の一つだったので今回の活動が子供たちにとって食や農業に興味を持つきっかけに少しでもなったらいいなと思った。

生成AI EXPO in 犬山の実施協力とオンラインでの発表

2023/12/14

12/10(日) 10:00~16:00 犬山市交流センターフロイデ

 地域イノベーション活動協力の一環として、佐土井ゼミ生が12月10日(日)に生成AI EXPO in 犬山に実施協力し、14:00~15:00の1時間枠をオンラインで発表した。
 経済学部 佐土井有里(「教育現場でのAI活用法の試行」)と経済学部学生6名(「ChatGPTを応用した授業形態とは?名城大学の学生調査から考えられる実情と今後の大学教育の方向性」)がオンラインにて発表し、参加者と質疑応答を行った。内容は生成AIの学生たちの活用状況や活用事例、効果的な活用方法等について、調査した結果に基づき発表した。
 今後さらに急速に進化するAIと、どのように対応し活用していくのか、教育現場でも非常に重要なテーマで、参加者からの質問も多く受けた。

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